シミ、シワを除去するレーザー治療はかなり一般的になってきましたが、「顔にレーザーを当てて大丈夫なの?」「レーザー治療って痛いの?」という心配をお持ちの方も多いと思います。クリニックに行く前に、ある程度レーザー治療の知識を持っていると不安も減りますので、今回は現在使用されているレーザーの種類やシミ、シワ対策についてご紹介していきます。

シミ、シワの除去に使用されるレーザー

一口にレーザーと言っても一種類ではなく、シミ、シワの種類によって使い分けられています。レーザーの種類について簡単にまとめてみます。

①IPL(インテルス・パルス・ライト)

フォトフェイシャルとも呼ばれ、炎症性色素沈着やそばかす、くすみの除去の際に使用されます。レーザーとしては比較的弱いものですが、照射面積が広く、肌全般の治療に向いています。また、様々な波長を出すことが可能なので、シミ、シワといった異なった症状の治療が可能です。

②フォトトリートメント

メディラックスとも呼ばれ、そばかすの除去に向いています。また、赤みやくすみの施術にも使われます。特徴としては様々な特性を持った光を同時に照射することができるところです。また他のレーザーに比べて痛みが少ないと言われています。

③Qスイッチヤグレーザー

今までの治療では除去できなかったシミ、アザなどをほぼ1回の治療で除去できるレーザーです。濃いシミや広範囲のシミの施術に使われます。
波長の切り替えにより、深いシミ、浅いシミの両方に対応することができ、イボやタトゥーの除去などにも用いられています。

④レーザートーニング

肝斑治療を可能にしたレーザーです。肝斑の場合はレーザー照射によりメラニン色素が増えてしまう場合があったのですが、レーザートーニングは光を均一に照射することによって肝斑治療が可能になりました。

⑤炭酸ガスレーザー

脂漏性角化症、いわゆる老人性のイボやシミの除去に使用されるレーザーです。このレーザーは「削る」というイメージに近いので除去力には優れていますが、痛みを伴います。しかし実際には施術の際に麻酔の注射を行いますので、感じるのは注射の痛みだけです。

レーザー治療の良い点と注意点

レーザー治療のいいところはピンポイントでシミを直撃できるところです。レーザーはメラニン色素だけに反応するので、お肌の健康な部分に影響を与えることはありません。

また、セルフケアに比べて短期間で治療ができるところもうれしいところです。施術は数回かかることもありますが、施術後比較的早く効果が見られます。
ただ、施術によっては軟膏を塗ったりガーゼを当てたりするアフターケアが必要になる場合もありますし、シミの種類のよっては施術してもシミが逆に濃くなってしまうケースもあります。

シミやシワを増やさないために

紫外線は陽射しの熱さに関係なく、一年中降り注いでいます。ピークとしては5月から8月の熱い夏の時期になりますが、4月になると増え始め、9月頃までは紫外線対策が必須です。
紫外線にはA波とB波があり、A波は窓ガラスも通過しますので、部屋の中でも紫外線に注意が必要です。

紫外線は短時間でもお肌に影響を与えますが、蓄積するとよりダメージが目に見えてきます。赤ちゃんとお年寄りの肌の差は老化だけではなく、紫外線の蓄積も大きな要因なのです。

紫外線対策としては食生活も大切な要因になってきます。美肌といえばビタミンCですが、実はビタミンCが豊富なレモンなどの柑橘類は逆に紫外線を吸収してしまう成分を持っています。

それは「ソラレン」という成分で、紫外線に対して敏感になり、紫外線を吸収しやすくする作用があります。ですからソラレンを含む食材を食べてから紫外線を浴びると色素沈着が促進され、シミの原因になる可能性があります。
柑橘系以外にはイチゴがビタミンCを豊富に含み、抗酸化作用がありますので、イチゴがあるシーズンにはイチゴをおすすめします。